「外観」
こちらは正面玄関。ここ数年でかなり朽ちて来ている。

2014年1月の時点では、正面玄関の上部には壁も窓も残っているが・・・、

・・・2019年2月の時点では、壁の一部が崩落し、窓が失せている。

少し引いて撮ってみると、この建物が斜面に建っている事がよく分かる。

河鹿荘は斜面に建っている上に、四角い土地ではないので、
建物も、歪んだ台形の様な変な形をしている。



2017年2月。この冬は雪が多かったらしく、
隣の旅館の駐車場と思われる敷地では、車が雪に埋もれていた。

「フロント」
それでは、建物内に戻ります。写真右側が布団の山がある正面玄関側で、
写真中央の部分は朽ちているが、恐らくフロントだと思う。

「3階・通路」
それでは、(3階・前編)で通って来た通路を戻ります。
通路途中の、斜めになった部分に階段があるので、その階段で4階へ。

「階段(2)」
階段部分は、壁がかなり朽ちて来ている。

来た方を見下ろす。突き当たりを右に折れると先程の通路である。

4階の通路から階段を見下ろす。
正面に見える暗い部分は物置。この建物は収納が多いのである。

それでは、4階へ!

「4階・通路」
先ずは、通路を右へ進んでみます。

このボロボロの障子から下を見下ろすと、
先述した、隣の旅館の駐車場と思われる部分である。

通路を進むと、突き当たりには便所。
3階には便所の横に小さな風呂があったが、4階には風呂は無し。

便所から、来た方を振り返る。

それでは、歪な角度に折れた通路をどんどん戻ります。

写真左側が、先程上って来た階段。階段を越えて4階の通路を進みます。

通路の右側に2部屋、突き当たりに1部屋、
そして左側にはパントリーと小さな部屋が1つある構造。
先ずは、写真右側に見える、手前の客室から順に探索してゆきます。

「客室(4)」
こちらは2014年の写真。

こちらも2014年の写真。
窓辺の椅子が良い感じである。そして机には古いラジオ。
広縁で椅子に座ってラジオを聞きながら温泉街を流れる川を望む・・・、風流だ。
午前中はNHKラジオの「すっぴん!」を聞き、
午後からはMBSラジオの「こんちわコンちゃんお昼ですよ!」を聞き、その後は
NHKに戻って「関西ラジオワイド」→「Nラジ」→「NHKジャーナル」という流れ。
「ごごラジ!」や「ちきゅうラジオ」は顔触れが変わってから面白くなくなった。

さて、2019年に再訪すると・・・、ガラリと雰囲気が変わってしまっていた。

この数年で、広縁を始め、全体的に片付けられてしまった印象。

やはり、「Bird in 湯の山」や「翠峯閣」に次いで
解体の魔の手が迫っているのかも知れない。

因みに、2014年の時点で室内に残っていたカレンダーは2002年7~8月。
そして落ちていた新聞は1990年(平成2年)11月10日(土曜日)。

「4階・通路」
客室(4)の前から、来た方を振り返る。

それでは、次は通路左側に2つ並ぶ部屋を手前から順に探索致します。

「パントリー」
先ず手前はパントリー的な部屋。小さな部屋ではあるが、足元を見ると・・・、

・・・床が朽ちて大穴が空いているッ!これは危険だ!
室内に立ち入ると、3階のフロント/従業員室まで転落する事、必至!

「客室(5)」
さて、パントリーの隣の部屋は・・・、少し狭い小さな部屋。
部屋は小さいが、丸窓があって趣がある素敵な和風部屋である。
因みに、こちらは2014年の写真である。

こちらは2019年の写真。こちらの部屋はかなり朽ちて来ており、
部屋の入口を除く部屋の三隅には、床が腐って穴が空いている。
因みに、小さな部屋なので普通のレンズでは撮るのが難しい。

床が危険ではあるが、部屋の奥側から、入口の方を振り返る。
やはり、小さな部屋なので普通のレンズでは撮るのが難しい。

丸窓の部分は壁も大いに朽ちており、最早、壁の役目を果たしていない。
雨も風も雪も虫も、いくらでも建物内に入って来る。
こうなると、建物が朽ちるのは早い。見る間に崩落してゆくだろう。

当然、床にも大穴が空いている。
穴に残留物が詰まって分り難いが、穴は結構な大きさである。
この部屋に入れなくなる日も近いかも知れない。



それでは、通路へ戻ります。
次回、最終回!河鹿荘(4階)へ
こちらは正面玄関。ここ数年でかなり朽ちて来ている。

2014年1月の時点では、正面玄関の上部には壁も窓も残っているが・・・、

・・・2019年2月の時点では、壁の一部が崩落し、窓が失せている。

少し引いて撮ってみると、この建物が斜面に建っている事がよく分かる。

河鹿荘は斜面に建っている上に、四角い土地ではないので、
建物も、歪んだ台形の様な変な形をしている。



2017年2月。この冬は雪が多かったらしく、
隣の旅館の駐車場と思われる敷地では、車が雪に埋もれていた。

「フロント」
それでは、建物内に戻ります。写真右側が布団の山がある正面玄関側で、
写真中央の部分は朽ちているが、恐らくフロントだと思う。

「3階・通路」
それでは、(3階・前編)で通って来た通路を戻ります。
通路途中の、斜めになった部分に階段があるので、その階段で4階へ。

「階段(2)」
階段部分は、壁がかなり朽ちて来ている。

来た方を見下ろす。突き当たりを右に折れると先程の通路である。

4階の通路から階段を見下ろす。
正面に見える暗い部分は物置。この建物は収納が多いのである。

それでは、4階へ!

「4階・通路」
先ずは、通路を右へ進んでみます。

このボロボロの障子から下を見下ろすと、
先述した、隣の旅館の駐車場と思われる部分である。

通路を進むと、突き当たりには便所。
3階には便所の横に小さな風呂があったが、4階には風呂は無し。

便所から、来た方を振り返る。

それでは、歪な角度に折れた通路をどんどん戻ります。

写真左側が、先程上って来た階段。階段を越えて4階の通路を進みます。

通路の右側に2部屋、突き当たりに1部屋、
そして左側にはパントリーと小さな部屋が1つある構造。
先ずは、写真右側に見える、手前の客室から順に探索してゆきます。

「客室(4)」
こちらは2014年の写真。

こちらも2014年の写真。
窓辺の椅子が良い感じである。そして机には古いラジオ。
広縁で椅子に座ってラジオを聞きながら温泉街を流れる川を望む・・・、風流だ。
午前中はNHKラジオの「すっぴん!」を聞き、
午後からはMBSラジオの「こんちわコンちゃんお昼ですよ!」を聞き、その後は
NHKに戻って「関西ラジオワイド」→「Nラジ」→「NHKジャーナル」という流れ。
「ごごラジ!」や「ちきゅうラジオ」は顔触れが変わってから面白くなくなった。

さて、2019年に再訪すると・・・、ガラリと雰囲気が変わってしまっていた。

この数年で、広縁を始め、全体的に片付けられてしまった印象。

やはり、「Bird in 湯の山」や「翠峯閣」に次いで
解体の魔の手が迫っているのかも知れない。

因みに、2014年の時点で室内に残っていたカレンダーは2002年7~8月。
そして落ちていた新聞は1990年(平成2年)11月10日(土曜日)。

「4階・通路」
客室(4)の前から、来た方を振り返る。

それでは、次は通路左側に2つ並ぶ部屋を手前から順に探索致します。

「パントリー」
先ず手前はパントリー的な部屋。小さな部屋ではあるが、足元を見ると・・・、

・・・床が朽ちて大穴が空いているッ!これは危険だ!
室内に立ち入ると、3階のフロント/従業員室まで転落する事、必至!

「客室(5)」
さて、パントリーの隣の部屋は・・・、少し狭い小さな部屋。
部屋は小さいが、丸窓があって趣がある素敵な和風部屋である。
因みに、こちらは2014年の写真である。

こちらは2019年の写真。こちらの部屋はかなり朽ちて来ており、
部屋の入口を除く部屋の三隅には、床が腐って穴が空いている。
因みに、小さな部屋なので普通のレンズでは撮るのが難しい。

床が危険ではあるが、部屋の奥側から、入口の方を振り返る。
やはり、小さな部屋なので普通のレンズでは撮るのが難しい。

丸窓の部分は壁も大いに朽ちており、最早、壁の役目を果たしていない。
雨も風も雪も虫も、いくらでも建物内に入って来る。
こうなると、建物が朽ちるのは早い。見る間に崩落してゆくだろう。

当然、床にも大穴が空いている。
穴に残留物が詰まって分り難いが、穴は結構な大きさである。
この部屋に入れなくなる日も近いかも知れない。



それでは、通路へ戻ります。
次回、最終回!河鹿荘(4階)へ
解体の魔の手...本当に来そうですね。
自分も解体される前に見納めしておかないといけないですね。