date : 2018.04.
昭和57年7月の台風と豪雨に因って発生したホテル裏山の土砂崩れ。
ホテルは土砂の奔流に飲み込まれ、部屋の調度は衝撃で建物外に吹き飛ばされ、
建物の一部は流入した土砂で埋没し、其れから全てが放置されて幾星霜。
まるで土砂崩れで時が止まってしまったかの様に
未だ大自然の恐ろしさを色濃く残す廃ホテル。
しかし此れは、醜き姿に成り果てながらも其の屍体の先に広がる小さな別荘地を
土砂災害から絶えず守り続けている健気な守り神の様でもあり、
弧を描く優しき形状と相まって、其の風姿は偉大なる母の如し。
最奥の地で大きな藪に埋もれて人々に忘れられそうではあるが
其の存在は決して忘れてはいけない、敬愛すべき守護と教訓の廃墟である。
ホテル大藪(2階・前編)へ
ホテル大藪(1階)へ
ホテル大藪(2階・後編)へ
ホテル大藪(3階・前編)へ
ホテル大藪(3階・後編)へ
さて、こんな感じで、裏山の土砂崩れによって建物の一部が土砂に埋まった
少し珍しい状況の廃墟ホテルでしたが・・・、いや~、なかなか良かった。
やはり廃業して30年以上放置された廃墟は違いますね!
10年やそこらの若造の廃墟とは格が違う事を見せ付けてくれる
凄まじき荒廃色に彩られた素敵な廃墟でした。これでこそ廃墟である!
でも、ちょっと糞害が気持ち悪かった気がしないでもない・・・w
まぁ、山奥なので、この廃墟は動物達の棲家に成っているのかも知れません。
取り敢えず、これは廃墟の中の廃墟であると言える、素敵な廃ホテルでした。
これからもこの地に在り続けて、
この廃墟の先に在る現役の別荘地を、自然災害から守護し続けてくれるといいな。
昭和57年7月の台風と豪雨に因って発生したホテル裏山の土砂崩れ。
ホテルは土砂の奔流に飲み込まれ、部屋の調度は衝撃で建物外に吹き飛ばされ、
建物の一部は流入した土砂で埋没し、其れから全てが放置されて幾星霜。
まるで土砂崩れで時が止まってしまったかの様に
未だ大自然の恐ろしさを色濃く残す廃ホテル。
しかし此れは、醜き姿に成り果てながらも其の屍体の先に広がる小さな別荘地を
土砂災害から絶えず守り続けている健気な守り神の様でもあり、
弧を描く優しき形状と相まって、其の風姿は偉大なる母の如し。
最奥の地で大きな藪に埋もれて人々に忘れられそうではあるが
其の存在は決して忘れてはいけない、敬愛すべき守護と教訓の廃墟である。
ホテル大藪(2階・前編)へ
ホテル大藪(1階)へ
ホテル大藪(2階・後編)へ
ホテル大藪(3階・前編)へ
ホテル大藪(3階・後編)へ
さて、こんな感じで、裏山の土砂崩れによって建物の一部が土砂に埋まった
少し珍しい状況の廃墟ホテルでしたが・・・、いや~、なかなか良かった。
やはり廃業して30年以上放置された廃墟は違いますね!
10年やそこらの若造の廃墟とは格が違う事を見せ付けてくれる
凄まじき荒廃色に彩られた素敵な廃墟でした。これでこそ廃墟である!
でも、ちょっと糞害が気持ち悪かった気がしないでもない・・・w
まぁ、山奥なので、この廃墟は動物達の棲家に成っているのかも知れません。
取り敢えず、これは廃墟の中の廃墟であると言える、素敵な廃ホテルでした。
これからもこの地に在り続けて、
この廃墟の先に在る現役の別荘地を、自然災害から守護し続けてくれるといいな。
自然の脅威と言うのはやはり人間の力では抗えないですね。ニュースでも自然災害の被害などを見掛けるとつくづくそう思います。
災害の被害状況を風化させないためにモニュメントとして残してるのか、危険な土壌であるため解体すら出来ていないのか、単なる資金不足や放置なのかは分かりませんが面白い発見がありそうですね。
人為的でなく環境的な要因での廃墟は余り見たことがないので、これからの記事を楽しみにしてます!