ーー前置き(その1)ーー
さて、死ぬまでに訪れてみたい廃墟というのは幾つか有って、
その中の一つが栃木県に存在すると思っていたのだが、
まぁ、栃木は遠過ぎて当分行く事も無いだろうという事で、
物件名も特に覚える事も無く、詳細な情報も全く調べていなかったのですが、
ある時、その物件が実は静岡の伊豆にあると何処かのブログで知り、
静岡ならまだ何とか行けそうだと思い、勇んで静岡へと旅立った次第。
これが僕の初の遠距離廃墟旅行であり、これが第1回伊豆廃墟旅行である。
そんなわけで、初めての遠距離廃墟旅行という事で、
先ず、到着時間が予定よりもかなり遅くなってしまった。
しかも、漸く到着したと思ったら、
廃墟前の空き地は目の前の現役ホテルの駐車場として使用されていて、
夏の海水浴客やその客の車で混雑していた。
これは不味いと思いつつも、先ずは、
その目の前のホテルに泊まろうと思っていたので受付に行ってみると、予想通り満室。
なんかボロそうなホテルだったので泊まる人は少ないだろうと甘く見ていて
当然、予約なんてしていない(笑)。
まぁ、満室なら仕方無い、何処か他を探そう。と、その時は深く考えずに早速、廃墟へ。
しかし、この後、泊まる場所を探すのに苦労する事になるのである(笑)。
が、それはまた他の記事の「あとがき」で。
寝床は確保出来なかったが、取り敢えず廃墟の前に再び戻って来るも、
廃墟はご覧の通り、強力な板張りと茂る木々に囲まれており、侵入口が分からない!
普通であれば、周囲をぐるっと回ったり、木々の奥を覗いてみたりするのだが、
しかし、先述した様に廃墟前には海水浴客と海水浴客の車が大量で、
余り怪しい行動も出来ないのである。
折角、遥々こんなに遠くまで来て諦めるのも癪なので
怪しまれない範囲で色々と探ってみたが、やはり分からない。
・・・・・・くそっ、こんな遠い所まで来て・・・orz
仕方無い・・・途轍もなく残念で無念ではあるが、今回は諦めよう・・・(´;ω;`)
そんなわけで、今回は泣く泣く諦めて、次の物件へと向かいましたとさorz
※因みに、最初の"栃木県に存在すると思っていた"という部分、
実は大変恥ずかしい間違いを犯していたのであるが、この時はまだ知る由も無く・・・。
ーー前置き(その1)、おわりーー
「外観」
さて、外観は、それはもう香ばしい、
壁の剥離と絡む蔦で、見事な廃墟感を醸し出している。
実は、この写真中央付近の緑の中に突入すると、侵入口がある。
この写真は2度目に訪れた4月の写真なので草木はまだ生い茂ってはいないが、
しかし、それでも若干の藪漕ぎは必要である。夏場は大変そうだ・・・。
先述した様に、この写真は4月の写真なので、1度目に訪れた時の様に
海水浴客の姿は無く、駐車場も比較的閑散としていたが、しかし、それでも
やはり車は結構停まっていて、写真が非常に撮り難かったです。
この写真の左端の板張り部分が、恐らく、往時の正面玄関だったと思われる。
この正面玄関は強力な板張りで、ここからの侵入は不可であるが、
記事の都合上、ここから入ったと仮定して話を進めます。
やっぱり正面玄関から探索を始めたいですよね。
「エントランス/ロビー」
そんなわけで、内部へ。写真右側の薄暗い板張り部分が正面玄関である。
正面入口を入って直ぐ右側(写真中央)には広間がある。
が、広間は一先ず置いといて、このロビーをぐるっと一周見渡してみます。
写真左端は恐らく「フロント/受付」だと思う。
正面玄関の方を振り返る。
ロビーには、使わなくなったと思われる様々な大型機器が放置されている。
因みに、もう解体されてしまったので書きますが、
この建物は、目の前の現役ホテルの寮として使用されていたらしく、
地図によっては「下田海浜ホテル寮」と記載されている。
故に、厳密には廃墟ではなかったのかも知れません。まぁ、いいや(笑)。
正面玄関の方からフロント/受付を望む。
フロントの左側には細い通路があり、その先には厨房があるので、次はそちらへ。
「厨房」
フロント横の細い通路の先には、こちら、見事に荒廃した厨房。
写真左の棚の部分を左にUターンすると、この通路とは別の通路がある。
丁度、この左の棚を挟んで2本の通路が通っている感じと言えば解り易いか。
こちらは、先程の通路から左にUターンした部分の通路。
↑↑↑上の写真とは逆方向(正面玄関側)を向いている事になる。
この細くて暗い通路の先には、右側に1つ部屋がある。
こちらの部屋は・・・何だ?料理人の休憩室か?よく分からん。
料理人の休憩室前から来た方を振り返る。
写真右側の棚を右にUターンすると先程の通路に戻る事になる。
と、思うが、あれ?なんか自分でも構造がよく分からなくなって来た(笑)。
取り敢えず、この写真の左へ進むと広い空間に出るので、そちらへ。
先程の通路から左を向いた先の広い空間。
更にぐるっと左を向く。
ふおおおぉぉぉー!!! なかなか素晴らしいぞ、この厨房は!
木製×経年劣化で、なかなか秀逸な光景が広がっている。
左側の棚がレトロで素敵だ。
因みに、この左の棚の裏側が、先程の料理人の休憩室だと思う。
取り敢えず、ぐるっと一周見渡してみますが、細かい構造は忘れました。
取り敢えず、構造は、適当に写真を見て判断して下さい。僕も分かりません(笑)。
あと数回は訪れて構造を完璧に把握したかったのですが、解体されてしまったので
もうどう仕様もありません。逆に、嘘八百を並べてももう真実は闇の中・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
反対側を振り返ります。いや、しかし、何て素敵な廃墟厨房なんだ!
こんなに素敵な空間を解体してしまうだなんて・・・何と惜しい事を・・・orz
このでっかい・・・これは冷蔵庫か?この冷蔵庫も素敵だ。
冷蔵庫の右側に奥へと続く出入口があるので、この後はそちらへ。
もう解体されてしまって見る事は出来ないので、無駄に多く写真を並べてゆきます。
それでは、冷蔵庫横、写真左端の出入口で厨房奥へ。
先ず、出入口から左側を見る。・・・うむ、見事な荒廃具合だ。
出入口から正面を見る。・・・うむ、これは凄い。凄まじい荒廃感だ。
出入口から右側を見る。・・・何だ、この巨大な機械。
来た方を振り返る。写真左端の出入口が、今、通って来た出入口。
写真右奥にも出入口があるが、そちらは建物外へと出る勝手口・・・だったと思う。
写真右側の出入口が、先程、通って来た出入口。写真中央が巨大機械。
しかし、何じゃこりゃ!これは凄いな!
天井が半分崩落して厨房内に光が射しているだけでは飽き足らず、
そこに更に蔦が大量に垂れ下がり、シダ植物まで育っているという・・・。
・・・・・・こりゃあ堪らん(*´∀`*)!こんな凄い厨房は初めてだ!感動が止まらない!
この光景は本当に凄いぞ!
解体されると分かっていたならば、もっと真面目に撮ったのに!
くそー、トイカメラモードでテキトーに撮っただけなのが悔やまれる・・・!
誰か、電話レンジ(仮)を開発して過去の僕にメールを送ってくれ!
取り敢えず、凄まじい光景なので、いつもの如く無駄に多く写真を掲載致します。
奥に崩落した部分が見えるが、あの崩落している部分には短い通路があり、
後述する2階へと続く階段の前に繋がっている。
この巨大機械は何だ?人間を押し込んでミンチにする機械だろうか。
そう言えば、ドイツチェーンソーというB級映画があった気がする(笑)。
それでは、来た道を戻ります。
最後に、素晴らしいにも程があった厨房を振り返って、ロビーへ戻ります。
城山ホテル(1階・後編)へ
さて、死ぬまでに訪れてみたい廃墟というのは幾つか有って、
その中の一つが栃木県に存在すると思っていたのだが、
まぁ、栃木は遠過ぎて当分行く事も無いだろうという事で、
物件名も特に覚える事も無く、詳細な情報も全く調べていなかったのですが、
ある時、その物件が実は静岡の伊豆にあると何処かのブログで知り、
静岡ならまだ何とか行けそうだと思い、勇んで静岡へと旅立った次第。
これが僕の初の遠距離廃墟旅行であり、これが第1回伊豆廃墟旅行である。
そんなわけで、初めての遠距離廃墟旅行という事で、
先ず、到着時間が予定よりもかなり遅くなってしまった。
しかも、漸く到着したと思ったら、
廃墟前の空き地は目の前の現役ホテルの駐車場として使用されていて、
夏の海水浴客やその客の車で混雑していた。
これは不味いと思いつつも、先ずは、
その目の前のホテルに泊まろうと思っていたので受付に行ってみると、予想通り満室。
なんかボロそうなホテルだったので泊まる人は少ないだろうと甘く見ていて
当然、予約なんてしていない(笑)。
まぁ、満室なら仕方無い、何処か他を探そう。と、その時は深く考えずに早速、廃墟へ。
しかし、この後、泊まる場所を探すのに苦労する事になるのである(笑)。
が、それはまた他の記事の「あとがき」で。
寝床は確保出来なかったが、取り敢えず廃墟の前に再び戻って来るも、
廃墟はご覧の通り、強力な板張りと茂る木々に囲まれており、侵入口が分からない!
普通であれば、周囲をぐるっと回ったり、木々の奥を覗いてみたりするのだが、
しかし、先述した様に廃墟前には海水浴客と海水浴客の車が大量で、
余り怪しい行動も出来ないのである。
折角、遥々こんなに遠くまで来て諦めるのも癪なので
怪しまれない範囲で色々と探ってみたが、やはり分からない。
・・・・・・くそっ、こんな遠い所まで来て・・・orz
仕方無い・・・途轍もなく残念で無念ではあるが、今回は諦めよう・・・(´;ω;`)
そんなわけで、今回は泣く泣く諦めて、次の物件へと向かいましたとさorz
※因みに、最初の"栃木県に存在すると思っていた"という部分、
実は大変恥ずかしい間違いを犯していたのであるが、この時はまだ知る由も無く・・・。
ーー前置き(その1)、おわりーー
「外観」
さて、外観は、それはもう香ばしい、
壁の剥離と絡む蔦で、見事な廃墟感を醸し出している。
実は、この写真中央付近の緑の中に突入すると、侵入口がある。
この写真は2度目に訪れた4月の写真なので草木はまだ生い茂ってはいないが、
しかし、それでも若干の藪漕ぎは必要である。夏場は大変そうだ・・・。
先述した様に、この写真は4月の写真なので、1度目に訪れた時の様に
海水浴客の姿は無く、駐車場も比較的閑散としていたが、しかし、それでも
やはり車は結構停まっていて、写真が非常に撮り難かったです。
この写真の左端の板張り部分が、恐らく、往時の正面玄関だったと思われる。
この正面玄関は強力な板張りで、ここからの侵入は不可であるが、
記事の都合上、ここから入ったと仮定して話を進めます。
やっぱり正面玄関から探索を始めたいですよね。
「エントランス/ロビー」
そんなわけで、内部へ。写真右側の薄暗い板張り部分が正面玄関である。
正面入口を入って直ぐ右側(写真中央)には広間がある。
が、広間は一先ず置いといて、このロビーをぐるっと一周見渡してみます。
写真左端は恐らく「フロント/受付」だと思う。
正面玄関の方を振り返る。
ロビーには、使わなくなったと思われる様々な大型機器が放置されている。
因みに、もう解体されてしまったので書きますが、
この建物は、目の前の現役ホテルの寮として使用されていたらしく、
地図によっては「下田海浜ホテル寮」と記載されている。
故に、厳密には廃墟ではなかったのかも知れません。まぁ、いいや(笑)。
正面玄関の方からフロント/受付を望む。
フロントの左側には細い通路があり、その先には厨房があるので、次はそちらへ。
「厨房」
フロント横の細い通路の先には、こちら、見事に荒廃した厨房。
写真左の棚の部分を左にUターンすると、この通路とは別の通路がある。
丁度、この左の棚を挟んで2本の通路が通っている感じと言えば解り易いか。
こちらは、先程の通路から左にUターンした部分の通路。
↑↑↑上の写真とは逆方向(正面玄関側)を向いている事になる。
この細くて暗い通路の先には、右側に1つ部屋がある。
こちらの部屋は・・・何だ?料理人の休憩室か?よく分からん。
料理人の休憩室前から来た方を振り返る。
写真右側の棚を右にUターンすると先程の通路に戻る事になる。
と、思うが、あれ?なんか自分でも構造がよく分からなくなって来た(笑)。
取り敢えず、この写真の左へ進むと広い空間に出るので、そちらへ。
先程の通路から左を向いた先の広い空間。
更にぐるっと左を向く。
ふおおおぉぉぉー!!! なかなか素晴らしいぞ、この厨房は!
木製×経年劣化で、なかなか秀逸な光景が広がっている。
左側の棚がレトロで素敵だ。
因みに、この左の棚の裏側が、先程の料理人の休憩室だと思う。
取り敢えず、ぐるっと一周見渡してみますが、細かい構造は忘れました。
取り敢えず、構造は、適当に写真を見て判断して下さい。僕も分かりません(笑)。
あと数回は訪れて構造を完璧に把握したかったのですが、解体されてしまったので
もうどう仕様もありません。逆に、嘘八百を並べてももう真実は闇の中・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
反対側を振り返ります。いや、しかし、何て素敵な廃墟厨房なんだ!
こんなに素敵な空間を解体してしまうだなんて・・・何と惜しい事を・・・orz
このでっかい・・・これは冷蔵庫か?この冷蔵庫も素敵だ。
冷蔵庫の右側に奥へと続く出入口があるので、この後はそちらへ。
もう解体されてしまって見る事は出来ないので、無駄に多く写真を並べてゆきます。
それでは、冷蔵庫横、写真左端の出入口で厨房奥へ。
先ず、出入口から左側を見る。・・・うむ、見事な荒廃具合だ。
出入口から正面を見る。・・・うむ、これは凄い。凄まじい荒廃感だ。
出入口から右側を見る。・・・何だ、この巨大な機械。
来た方を振り返る。写真左端の出入口が、今、通って来た出入口。
写真右奥にも出入口があるが、そちらは建物外へと出る勝手口・・・だったと思う。
写真右側の出入口が、先程、通って来た出入口。写真中央が巨大機械。
しかし、何じゃこりゃ!これは凄いな!
天井が半分崩落して厨房内に光が射しているだけでは飽き足らず、
そこに更に蔦が大量に垂れ下がり、シダ植物まで育っているという・・・。
・・・・・・こりゃあ堪らん(*´∀`*)!こんな凄い厨房は初めてだ!感動が止まらない!
この光景は本当に凄いぞ!
解体されると分かっていたならば、もっと真面目に撮ったのに!
くそー、トイカメラモードでテキトーに撮っただけなのが悔やまれる・・・!
誰か、電話レンジ(仮)を開発して過去の僕にメールを送ってくれ!
取り敢えず、凄まじい光景なので、いつもの如く無駄に多く写真を掲載致します。
奥に崩落した部分が見えるが、あの崩落している部分には短い通路があり、
後述する2階へと続く階段の前に繋がっている。
この巨大機械は何だ?人間を押し込んでミンチにする機械だろうか。
そう言えば、ドイツチェーンソーというB級映画があった気がする(笑)。
それでは、来た道を戻ります。
最後に、素晴らしいにも程があった厨房を振り返って、ロビーへ戻ります。
城山ホテル(1階・後編)へ
内部探索しておけば良かった・・・。後悔の念に駆られている今日この頃です(笑)