廃墟巡歴録 : 上野芝グリーンボウル（後編）

「エントランス」
階段を上ればスケートリンクへの入口。
因みに、右の方に見える緑の四角はバッティングコーナーである。

受付の左の暗い入口の部屋は、従業員区域であろう。
ボーリング場の方へと繋がっている。

この、ボーリング場へと繋がる部屋は、（中編）でも紹介したが、
荒らされ、天井が壊され、ヒャッハーな部屋である。

「スケートリンク」
それでは、アイススケート部分へと向かいます。
ボーリング部分と同様に、結構暗いです。

ある時、訪れると、イスでアートが建造されていた(笑)。
一瞬、暗闇の中にモンスターでも現れたのかと思って怯んだが、
きっと、ＲＰＧの主人公がダンジョンで敵に遭遇した時もこんな気持ちなんだろうな。

イスがある時。

イスがある時。

イスがある時。

イスが無い時。
観客席は全てアートの材料にされてしまった様だ。
イス、あった方が廃墟風景的に良かったんだけどな、残念だ。

「休憩室（？）」

「貸靴コーナー」
夥しい数の靴が未だ並んでいる。

「スケートリンク」
再びスケートリンクへと戻る。

「イスアート」
真ん中に建造されているので、写したくなくても勝手に写り込んできます(笑)。
こうなったら諦めてアートを写してあげるしかなくなってしまう。

「駐車場」
それでは、スケートリンクを出て、
下の、小便臭過ぎる駐車場スペースを見て探索を終わりたいと思います。
正面に見える部屋は従業員の休憩室だろうか。
各々個室になっているので、もしかすると住み込みで働けたのかも知れない。

右側は上記した従業員室であるが、正面の部屋は経営者の住まいだろうか。
ずっと閉ざされていたのだが、ある時訪れると開いていたので覗いてみると、
数部屋あって、"他人の家臭"がして、普通に"他人の家"の状態だった。
これは写すべきではないし、探索すべきでもないので直ぐに撤退です。

上記した"他人の家"部分。他人の生活臭の残る場所なんて良いはずがない。

右のシャッターはパチンコ店へ、左のシャッターはゲームセンターへと繋がっている。
因みに、パチンコ部分は固く閉ざされており、入れない。

「ボーリングの球」
ここを初めて訪れた時は夜中であったが、
このボーリングの球が駐車場に転がっていた事から、
ここは既に誰かが侵入している"廃墟"で、
きっと何処かに侵入口があるに違いないと思い、
そこから冒険と探索が始まったのであった。

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