date : 2014.05.
2014.07.
大阪市東住吉区から平野区界隈には幾つもの老朽化した団地が点在しており、
それらが新しく建て替えられた事によって空となった団地が未だ所々に残っている。
既に取り壊されて空き地となったまま草ボーボー状態の区域も多々存在するが、
現在、残存する中では比較的大規模な空団地地帯であろう、この瓜破住宅、
新築された棟や、絶賛解体中の棟、そして住人が居る棟が混在しており、面白い。
34棟~35棟と、43棟~49棟が空団地地帯となっており、結構広大ではあるが、
此処は未だ近所の住人達の散歩コースや通り道として利用されていて、
広大な空団地地帯ではあるが然程寂寥とした雰囲気は無く、人の心が残存して温かい。
そんなわけで、適当に写真を掲載していこうと思います。
住人の居ない棟の隣には、新しい巨大な棟が聳え立つ。
この、対照的な棟が隣同士で並んでいる景色はなかなか面白くて好きです。
見れば判ると思うが、此処は廃墟では無い。
当然ではあるが、建物はしっかりと封鎖されており、入る事は出来ない。
入る事は出来ないが、柵の間から覗く事ぐらいは可能である。
消火栓が可愛かったので、幾つか写真を張り付けて終わります。
これら老朽化した空団地も、順次解体されてどんどん新しくなってゆくのだろう。
全て新築化されてしまえば、それはそれで何処か寂しく、何か面白くなくなる気がする。
空き棟と、入居棟と、新築棟と、解体中棟が混在する今が
一番カオスで、瓜破住宅の見頃なのではないかと思ったり思わなかったり・・・。
※2015年1月現在、
この広大な土地は残念ながら全て、高く聳える工事壁に覆われてしまっている。
順に解体され、整地され、新たな団地へと生まれ変わるのだろう。