date : 2013.03.
2013.05.
細く、往来も極めて僅かな、農道の様な山道の途中で突如、姿を現す其れは、
幾星霜を経て荒れ果て、朽ち行き、崩落し、
周囲の山林に埋もれんばかりにひっそりと在り続ける山奥の廃旅館。
其の姿はまるで、忘却されるどころかゴミ溜めと化された為に
最期を待つばかりの幽き付喪神の禍を内部に渦巻かせて人を拒み、
其の一方で、人々からの嘗ての寵愛を心の何処かで微かに期待して
忘れないでと耐え忍んで残存しているかの様で、
怨の気漂わせつつも酷く寂しげな印象を受ける廃墟である。
倉谷温泉(外観)
倉谷温泉(1階)
倉谷温泉(2階)
先ずゴミ溜め、そして次に凄まじい荒廃と崩落である。
インパクトとしては十二分であるが、これは酷い!
30年以上も前に廃業しているらしく、崩落は仕方ないにしても、このゴミは酷い!
弁当のゴミとかもあるし、明らかに営業時の物ではないと思う。
長時間滞在すれば服にまで臭いが染み付く悪臭はそれらゴミだけの影響か、
それとも崩落と倒壊の下に恐らく多数埋もれているであろう死骸の死臭か。
内部の空気は濁り、空気中の塵や埃に細菌かウイルスでも混ざっているのか
その劣悪な空気で咽喉を酷く痛めて風邪を引くし、最悪である。
しかしながら、その分、この荒廃と崩落の具合は尋常ではなく、
荒れ果てた要素に魅力を感じる変質者/冒険者には堪らないのではないかと思う。
僕としては出来ればもう訪れたくない場所である、
が、一度、綺麗に掃除してみたいという思いも無きにしも非ず。
山奥でひっそりと忘れ去られた上にゴミ溜めにされていたのでは
流石に何だか可哀想である。
最早、営業当時の姿に思いを馳せる余地は無い!
と言いつつ、そんな倉谷温泉が僕は結構好きなのかも知れない。
其の姿を眺めていると、何か心に響くものがあるのだ。
2013.09.18.
近くを通ったついでに久々に其の姿を拝もうと、倉谷温泉へと向かった。
Google マップの、倉谷温泉の、其の更に先へと進んだ場所に
何か建物らしき物体があるが、それが何なのか見に行こうという目的もあった。
さて、倉谷温泉までの道はもともと走り易いとは決して言えない道ではあったが、
先日の台風の影響か、その道は今、相当の荒れ具合で、
場所によっては少々土砂崩れまで在り、
ガコガキゴカギコと石や丸太を踏破する危険な音を立てながら進むと、
倉谷温泉の手前で通行止めとなっていた、なってはいたが、ここまで来たら引き返せない!
そんなわけで、倉谷温泉を越えて其の先へと進んでみた、進んではみたが、
暫らく進んだ先、山水が道へと溢れ出して道が川の様になっている場所で
車では到底乗り越える事が出来ない様なビッグサイズな石達によって道が阻まれていた!
仕方が無いので徒歩で進んでみたけども、すぐに藪に阻まれて断念!
・・・くっ、、、Google マップの倉谷温泉の先、あの長方形は一体何なのだぁぁぁー!?
ふぅ・・・・・・さて、転回出来る場所も無いので帰りは当然の如くバックである。
しかも、ハンドルの感じからしての嫌な予感は的中し・・・あ、終わった・・・パンクである!!!
そりゃあ、あれだけ石や枝や土砂崩れをドカバキと踏破していればパンクもする。
・・・・・・当分の間、車で行かない事をお勧めする!!!!
しかし、倉谷温泉は見る度に崩落が進んでいる気がする。
いや、気がするのではなくて実際に目に見える程に崩落が進んでいる。
そろそろヤバイんじゃなかろうか。
2013.05.
細く、往来も極めて僅かな、農道の様な山道の途中で突如、姿を現す其れは、
幾星霜を経て荒れ果て、朽ち行き、崩落し、
周囲の山林に埋もれんばかりにひっそりと在り続ける山奥の廃旅館。
其の姿はまるで、忘却されるどころかゴミ溜めと化された為に
最期を待つばかりの幽き付喪神の禍を内部に渦巻かせて人を拒み、
其の一方で、人々からの嘗ての寵愛を心の何処かで微かに期待して
忘れないでと耐え忍んで残存しているかの様で、
怨の気漂わせつつも酷く寂しげな印象を受ける廃墟である。
倉谷温泉(外観)
倉谷温泉(1階)
倉谷温泉(2階)
先ずゴミ溜め、そして次に凄まじい荒廃と崩落である。
インパクトとしては十二分であるが、これは酷い!
30年以上も前に廃業しているらしく、崩落は仕方ないにしても、このゴミは酷い!
弁当のゴミとかもあるし、明らかに営業時の物ではないと思う。
長時間滞在すれば服にまで臭いが染み付く悪臭はそれらゴミだけの影響か、
それとも崩落と倒壊の下に恐らく多数埋もれているであろう死骸の死臭か。
内部の空気は濁り、空気中の塵や埃に細菌かウイルスでも混ざっているのか
その劣悪な空気で咽喉を酷く痛めて風邪を引くし、最悪である。
しかしながら、その分、この荒廃と崩落の具合は尋常ではなく、
荒れ果てた要素に魅力を感じる変質者/冒険者には堪らないのではないかと思う。
僕としては出来ればもう訪れたくない場所である、
が、一度、綺麗に掃除してみたいという思いも無きにしも非ず。
山奥でひっそりと忘れ去られた上にゴミ溜めにされていたのでは
流石に何だか可哀想である。
最早、営業当時の姿に思いを馳せる余地は無い!
と言いつつ、そんな倉谷温泉が僕は結構好きなのかも知れない。
其の姿を眺めていると、何か心に響くものがあるのだ。
2013.09.18.
近くを通ったついでに久々に其の姿を拝もうと、倉谷温泉へと向かった。
Google マップの、倉谷温泉の、其の更に先へと進んだ場所に
何か建物らしき物体があるが、それが何なのか見に行こうという目的もあった。
さて、倉谷温泉までの道はもともと走り易いとは決して言えない道ではあったが、
先日の台風の影響か、その道は今、相当の荒れ具合で、
場所によっては少々土砂崩れまで在り、
ガコガキゴカギコと石や丸太を踏破する危険な音を立てながら進むと、
倉谷温泉の手前で通行止めとなっていた、なってはいたが、ここまで来たら引き返せない!
そんなわけで、倉谷温泉を越えて其の先へと進んでみた、進んではみたが、
暫らく進んだ先、山水が道へと溢れ出して道が川の様になっている場所で
車では到底乗り越える事が出来ない様なビッグサイズな石達によって道が阻まれていた!
仕方が無いので徒歩で進んでみたけども、すぐに藪に阻まれて断念!
・・・くっ、、、Google マップの倉谷温泉の先、あの長方形は一体何なのだぁぁぁー!?
ふぅ・・・・・・さて、転回出来る場所も無いので帰りは当然の如くバックである。
しかも、ハンドルの感じからしての嫌な予感は的中し・・・あ、終わった・・・パンクである!!!
そりゃあ、あれだけ石や枝や土砂崩れをドカバキと踏破していればパンクもする。
・・・・・・当分の間、車で行かない事をお勧めする!!!!
しかし、倉谷温泉は見る度に崩落が進んでいる気がする。
いや、気がするのではなくて実際に目に見える程に崩落が進んでいる。
そろそろヤバイんじゃなかろうか。
なのでそれはその関連場所or施設だと思います。